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日記

「人の花は赤い」
他所(よそ)の物とか他人(ひと)の生活が、自分の持ち物とか生活状態と比較してつい良く見えてしまうことを「人の花は赤い」と云います。
私たちの日常生活のなかには常にこのような現象と申しましょうか、心理状態が頻繁(ひんぱん)に現れるようです。人は常に向上欲というものを持っています。
それに伴い他人(ひと)に負けたくないという気持ちも生じて来ます。
そこで他人(ひと)と自分をつい比較してしまいます。
そして他人(ひと)より自分が勝っておれば優越感に浸り、負けておれば劣等感を感じる。
劣等感を感じれば当然、人の花も赤く見えるようになります。
しかし「人の花は赤い」と云うのはそうではなく、実際他人(ひと)と比較してみても何ら劣ったところもなく、何ら卑下することもないのに妬み(ねたみ)ややっかみを持つことなのです。
人間個々の生活において、人も羨む(うらやむ)理想の生活をしている人も居るでしょう。しかし、大半の人は何等かの支障や心配事を持っているのが現実です
例えば財産はあり余るほど持っていても、子供に恵まれないとか、奥さんが病弱であるとか、子供が非行に走りどうにも手がつけられないとか、表面は大きな住居を構えていて幸福そうに見えても、旦那の会社は火の車で借金に追われ倒産寸前であったりすることが多々あります。
反対に、貧乏で生活は底をついていても案外家族は健康で仲が良いとか、子供は良く出来た子で親孝行であるとか、家は借家でもきっちりとした生活をしていて家族仲が大変良く和気藹々(わきあいあい)としている家庭も多々あります。
中身がわからなければ兎角(とかく)人間は他人(ひと)を羨ましがります。世の中表面は見えても深い内面は精神的にも物質的にも仲々見えないことが多いものです。
さて実際前者の家庭と後者の家庭どちらが良いのでしょうか。判断は人それぞれだと思います。
人間喜びとか感謝がなくなると人の花は赤く見えてしまいます。
もっと今の自分を見つめ喜びや感謝を持たないといけないですね。

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